INTERVIEW 01
INTERVIEW 01
レガーロパピロ
REGARO PAPIRO
福岡県福岡市中央区六本松1-3-13-2F
オーナー
江藤 明日香さん
細い路地裏が無数に広がり、古民家や長屋が軒を連ね、今も昭和の香りが残る六本松1丁目。このエリアでは、築古物件を素敵に改装した小さなお店が続々登場しています。その先駆け的存在が、カラフルなラッピングペーパーや紙小物を揃えるペーパーショップ「レガーロパピロ」です。オーナーの江藤さんからこの街の魅力や面白さについて、話を聞いてみました。
◆まちの個性について
1丁目は昭和の景色におしゃれなお店が隠れるように佇んでいて、ノスタルジーとともに路地裏に潜む“意外な発見”を楽しめます。それこそカメラを構えて、路地裏の景色を撮る観光客や外国人の方がたくさんいて、「開放的な路地裏」「活気ある下町」といった印象ですね。また、うちの店のように特化型店舗が多く、靴下専門店や猫に特化した本屋など店主のカラーが店に投影されていて、若い世代の店主も活躍しています。
◆最近の六本松の変化は?
お店と人が本当に増えたと実感します。その中で美術館が隣接し、博物館やギャラリー、書店が集まる六本松を「アートのまち」にしようという取り組みもあり、1つのテーマでまちが面白くなっている様子。ものづくりや目標に向かって邁進するクリエイティブな人々が近くにいるので「私も好きなことに集中しよう」と思えます。ゆったりしたまちの空気感と温かさは、この先も変わらないでほしいですね。
REGARO PAPIRO
福岡県福岡市中央区六本松1-3-13-2F
営業時間|11:30〜16:30
休|木曜日・日曜日
TEL 092-731-1710
Instagram @regaropapiro
INTERVIEW 02
INTERVIEW 02
コーヒーマン ロースティング&プランニングカフェ
COFFEEMAN Roasting&Planning
福岡県福岡市中央区六本松4-5-23
オーナー&ロースター
江口 崇臣さん
地下鉄六本松駅から南に伸びる「ロクヨンストリート」。その一角に佇む自家焙煎コーヒー店「COFFEEMAN」には朝から常連客が訪れ、コーヒーを飲みながらスタッフと会話を楽しんだり、読書を愉しんだり、1日の始まりを穏やかに過ごすご近所さんの姿が。まちの人々の日常に溶け込み、欠かせない存在となっている同店のオーナー・江口崇臣さんに、六本松を拠点に選んだ経緯を伺いました。
◆六本松にお店を出した理由
学生時代に暮らしていたまちなので、土地に馴染みがありました。なにより、私が思い描くコーヒー屋に六本松が1番しっくりきたのが大きいですね。コーヒー豆やパンが焼ける香ばしいかおり、飲食店から広がる美味しそうな匂い、店の前の並木道に広がる緑の瑞々しさなど、色々な匂いと情景が心地よく調和する。歩きながら“暮らし”を実感できて、なんだか深呼吸したくなる。新しくて懐かしい、六本松の空気感に惹かれました。
◆改めて感じるまちの魅力
他ジャンルの飲食店や物販店がバランスよく集まり、それぞれ個性的なので楽しいですね。特に4丁目は志が高い職人気質の店主が多く、店側としても「ここで中途半端なことをやれない」と気合が入ります。また、みんな「六本松が好き」という共通意識があり、まちを良くしようと働きかける有志の方々もいて、出会いや緑、良好な関係で結ばれているんです。かつて「学生の街」と呼ばれていた歴史を大切にしながら次の世代へつなぐ。そんな文化の余韻も素敵だと感じます。
COFFEEMAN
Roasting&Planning Cafe
福岡県福岡市中央区六本松4-5-23
営業時間|9:00〜19:00
休|月曜日(祝日の場合営業)
TEL 092-738-7051
Instagram @coffeeman.jp